本を読む
久々の更新です。
編入試験が終わってからかなり時間もでき、なにか自由な時間を有意義に使いたいなと思って学校の図書館に行くと、面白そうな本を見つけました。
時のヒト的な存在である、ホリエモンこと堀江貴文さんと最近TVで見ることも多い落合陽一さんが共著する本です。
この二人が執筆してるというだけでなんかスゴそうですよね(笑)
で、この本の内容はなにかというと、AIの出現によって将来なくなる仕事、需要が高まる仕事を紹介しており、その社会の中で僕らはどのような進路選択をすればいいかという話。(細かく言うとなんか法に触れそうなので控えます…)
まず、この本を読んで思うことはAIの可能性の広さ!AIが実社会に導入されたらこんなことまでやってくれるんだと思わず感心してしまいます。
ロボットなら人間と違って24時間稼働できますし、農業なんかでは生産性の向上は大いに見込めますよね。(AIでなくてもプログラム回すだけでできる気もするけど…)
「先生」という仕事もAIによって生徒の成績から個別にカリキュラムを組んで、配信する授業の中身や時間を決定すれば負担軽減も期待できます。テストなんかも過去のテストデータから分野ごとの正答率を算出して、どういう問題を出すのが最適かなんてのもやってくれそうですね。
AIや工学に興味をもつ人なんかはこの本を読んでわくわくするんじゃないんですかね。
それと、それ以上に思うのは執筆する二人の視点や見解の独特さと凄さ(語彙力)。
この本を手にする前に、僕は「AIで仕事が奪われるのかー。就職先もそういうリスクを考えないとなぁ」と遠目ながら悲観してました。
ですが、この二人の思考は「AIをどういう風に活用するか」というポジティブなものでした。確かに、”AIに仕事が奪われる”と考えるより”AIに仕事を与えつつ、より創造性のある仕事を人間の手によっておこなうことでより社会の生産性を高める”と考えた方が賢明だなと。
AIによって本来人がしなくてもよかった仕事を替わってもらい、本当に人間がすべき仕事に注力できるわけなので、そういう視点を持つべきですよね。
この点については、ニュースなどを見るだけで自論を持たない自分の悪い癖だなと改めて感じました。
この本で落合陽一さんも"情報メタボになるな"とおっしゃられてました。ですので、これから時事ニュースや本などを読んだ際は、そこに自論を展開しこのブログにアウトプットすることで自分の軸を持てるようにしていきたいと思います。
卒業研究最終発表も間近なので、この辺で本の感想を控えておこうと思います。
大学教員、研究者、実業家など多くのキャリアを渡り歩くこのお二方の独特な観点を本で感じてください。
(何か面白い本があればぜひ紹介してください。)