~おうちさがし~
皆さん、GW終わっちゃいましたね。
今年はコロナの影響で曜日感覚すら忘れるほど何も変わらない毎日を過ごしてました。
このブログも他の編入の先輩を見まねてつくったお世辞にも上手にできているものではないですが、半年ちょいで2000アクセスに到達しました⭐。多少なりとも誰かの役に立ててるかなと少し喜んでます。
と同時に少なからず今でも何人か見てくれている人がいるので、もう少し情報発信をしていこうと思います(※編入試験に直接関係ないのでかなり記事の自由度が増すとともに情報の有益さが減っていきます…。ごめんなさい…。)
上にも書いてる通り今これを執筆してる(執筆とかイカしたこというな)のがGW明けの頃なのでそろそろ編入学試験、ヨーイドンッ!って感じですかね。
そんなん分かってんだったらもっと有益な情報出せってツッコミたくなるのは分かりますが、この時期って受験生はかなりセンシティブになってるのでちょっとした情報で一気に不安が高まっちゃったりするんじゃないかと僕が心配です。
なのでちょっと編入試験に関するお話はおいといて、ちょっといつもとは変わった記事を書いてみようかと思います。受験生は勉強の息抜きがてらにでも眺めてみてください。
※編入試験受験生の皆さんはコロナで色々振り回されて大変かと思います。
受験に関する情報や交通手段などの情報を適宜チェックしましょう!
それではこのような流れで説明していこうと思います。
- <おうちさがしの流れ>
- 1.親と相談
- 2.下調べ
- 3.不動産屋への訪問スケジュールの決定
- 4.不動産屋にアクセス
- 5.いざ、不動産屋へ
- <部屋選びはいつ頃がいい?>
- <不動産屋はどこがいいの?>
- <家賃を下げよう>
<おうちさがしの流れ>
まずは部屋探しの大まかな流れから。僕はどういう流れで部屋探しを進めればいいか分からなくて少し心配でした。(まぁ知らなくても別に問題ないですが)
あたりまえの流れになっちゃうかもしれないですがやっぱ知ってると知ってないとでは違う気がするので一応書いておきますね。
1.親と相談
いきなりからかってんのか。そう言わないでください。
やはり親は第一スポンサー。やはり大学生活で一番頭を悩ませるのはお金の問題ではないでしょうか。どのくらいの予算なら許容してくれるのか。奨学金はかけるつもりなのか。(少し部屋探しの領域をオーバーしてるかもしれませんが)ここの辺の話はシビアになりかねませんがきちんとしておきましょう。設定予算がないとついあれもこれもと欲に任せがちになりますが、しっかり予算を決めておくことで部屋探しにおける自分の妥協点も見つけやすくなると思います。
予算を決める際は家賃だけでなく、生活費等込みでトータル月いくらかかるのかを計算すると現実味があっていいと思います。家賃の高さがどれほどのインパクトかがよく分かります。(素人なのに上からぽくてごめんなさい🙇 しばらくこの調子です)
僕の家庭の場合は、母親が短時間のパート勤務ですが、僕が毎月過ごすのに母親の給料が全部持ってかれる感じ。さすがに僕もヤバいな…と思いました。
また、たいていの場合親は自分より家事に関して詳しいです。母親ならプロ級の方も多いのではないでしょうか(最近は主夫だったり、共働きで家事分担をする家庭も増えてきてると思います。)
さらに、若いころはアパート暮らしを経験しておられた親も多いと思います。
ですので、アパートで暮らすために便利な情報や家探しにおいて重要なポイントを教えてくれるかもしれません。(家の湿気が~、家は南向き~、道路沿いは...etc)
やはり毎日生活する場所ですから、日々のちょっとしたことがストレスになると思うので、積極的に親に生活のアドバイスを求めましょう。ネットにもたくさん情報がころがってるのでそちらを参考にするのもおおいにありです。
1として親との相談と書きましたが最初から最後まで親とはよく相談するべきだと思います。親に相談しないなんてことはほぼないとは思いますが、大学に入ってからも何かと親にはお世話になります。何度も言いますが、きちんと親と相談して部屋探しを進めていきましょう。
2.下調べ
割とここに時間をかけない人が多いぽいですが僕は結構大事だと思います。
特に必要なポイントは2つだと考えています。
2.1 ネットでの部屋探し
今ではネットで細かいところまで条件を絞って物件を探すことができますし、考えている予算でどのくらいのランクの家に住むのかある程度イメージがつくため実際に物件を見るまでに自分の中で許容範囲が決められると思います。さらに、下調べの段階で10つ程に候補を絞っておくと不動産屋に行ったときにスムーズに物件探しが進みます。(👈つまりは回れる不動産屋が増える!=見学できる物件が増える!)
また、1でも少し触れましたが、ネットで部屋探しの重要なポイントをまとめたサイトなどもあります。一般的には一定の収入がある社会人向けですので、調べるときには"大学生用"のワードを忘れずに付け加えるようにしてください。
また、良さそうな物件を見つけたらその物件名で検索しなおしてみてください。サイトごとに掲載されている情報量、部屋の写真(外観、内観、ベランダ等)の数が異なるためです。また、別のサイトで自分が訪問しようと思っている不動産屋より安い家賃で同じ物件が紹介されているなんてこともあります。こういうときにはその旨を不動産屋に説明すると同じ値段まで下げてくれることがあるので1つの物件をいろんなサイトで調べてみてください。
同時にその物件の住所をGoogle Mapで調べることも大事です。当然ながら大学との距離も把握しておくべきですし、最寄りのスーパーはどこにあるのか、駅との距離はどのくらいかなんてのも大事です。また、単純に家からの距離だけでなく、大学から家まで帰る道中にスーパーに寄れるかなんてのも考えておくといいと思います。
<注意点>
条件を絞る時に"室内洗濯機"と"エアコン"の項目にチェックをつけておくこと。アパートの一室が洗濯室になってるなどの物件もありましたがコインランドリーのように有料なパターンが多かったですし、あまり清潔な印象はありませんでした。普通に1回100円て高い気がする...。洗濯機を買う代金は浮くけど...。
それでもそういう部屋を検討しているかた、寮で生活する予定だというかたは洗濯する際にこれを使うといいと思います。
誰が使っているかわからない、臭い移りがしたら嫌だっ!ていうかたにおススメです。
なんなら今寮生活で洗濯機の臭いに困ってる!って方も使ってみてください。
2.2 先輩、不動産屋に電話して大学生がどこに多く住んでいるかを把握する
これも下調べにおいて重要です。Google Mapで大学周辺を探せばある程度分かるかもしれませんがその中でも大学生が多い地域というのはあります。(阪大(吹田camp)でいえば北は小野原、南は山田ですが圧倒的に小野原が多いです。山田はかなり家賃が高くなるらしいです。)
大学生が多く住む地域=学生向け物件が多い ということなのであらかじめどこに大学生が分布しているかを把握しておくと下調べもスムーズにいきます。
以上のように下調べをすると、不動産屋での部屋探し、物件の見学がスムーズにいくので怠らずにやりましょー。
僕は下調べをやりまくった結果、大学周辺の建物をほぼ把握してました。物件探しの際に人気のパン屋やラーメン屋を巡ったりを楽しめるのでそういう点でもよかったです。
3.不動産屋への訪問スケジュールの決定
下調べである程度物件を絞り込めたら、不動産屋へ訪問するスケジュールを立てていきましょう。何日間不動産屋巡りをするのか、訪問日時、どの順番で不動産屋を巡るのか等。不動産屋によって営業開始・終了時間が違うため、時間いっぱいに物件探しをしたいという方は営業開始時間は早い不動産屋に朝イチで訪問するなど細かいタイムスケジュールを考えるといいと思います。
ちなみに、晴れの日は実際に部屋を見学する際に部屋への日当たりを確認できるため早い時間帯に訪問しておいたほうがいいと思います。
僕の場合は2泊3日で不動産屋3つ+寮1軒を見学しました。目安として、一つの不動産屋での滞在時間は実際の物件の見学も併せて2~3時間程度です。
4.不動産屋にアクセス
具体的な日時等が決まったら、いよいよ不動産屋に連絡しましょう。同じ不動産屋でも支店によって電話番号等も当然変わってくるので実際に訪問する支店に電話をするように気をつけましょう。
個人的にはメールでの連絡をおススメします。メールアドレスが記載されてない場合、まずは電話で連絡をとり、その際にメールアドレスをお伝えするという方法でもOKです。
メールの場合、こちらの希望条件を提示すれば実際に不動産屋を訪問する前にメールで適宜条件に沿った物件を紹介してくれます。(全ての不動産屋が同様な対応をしてくれるかは分かりません)
この際に訪問日時をはっきりさせておく必要があるので、「3.不動産屋への訪問スケジュールの決定」をしっかりと組んでおく必要があります。
また、訪問の際にもっていくべきものを必ず聞いておきましょう。
その場で契約するとなったときに必要なものがそろってないと面倒なことになりかねませんし。
5.いざ、不動産屋へ
ここまできたらついに直接不動産屋へ凸ります。
不動産屋での流れは大抵同じです。
0.ドリンクサービス
不動産屋に行くとまずは飲み物がいただけます。お茶をだされることが多いですが、いくつかの選択肢から選べるような不動産屋もあります。この時にしっかりと自分が飲みたいものを伝えてください。物件探しでは自分の希望条件をはっきりと伝えることが大事です。既にこの時から戦いが始まっていると考えてください。
1.希望条件の提示と物件紹介
電話で事前に希望条件を提示しますが、もう一度アンケート用紙のようなものに再度希望条件等を記入します。それに応じて物件が次々と紹介されていきます。だいたいタブレットかパソコンのモニターで物件の情報をみながらどーですかー、って感じ。
この時に「2.下調べ」の段階で候補として挙げていた物件について聞いてみましょう。現在お部屋が空いているか調べてくれます。
不動産屋の紹介や具体的な予算の見積もりをしてもらいながら、候補をさらに絞っていき、最終的に2~3つを最終選別にまわしていきます。
2.候補物件の見学
最終選別に回された2~3つの物件は実際に下見をする物件です。下見をせずに物件を決めたなんて人も僕の周りにはちらほらいましたが絶対NGです。百聞は一見に如かずとは言いますがまさにそうです。部屋の広さを写真で見るのと肌で感じるのとではまるで違います。収納の広さや台所の広さなんてのも実際に見てみないと分かりません。ベランダのすぐそばが草が生い茂って虫が多いなんていう失敗もありかねませんし。
ここで体験談を話すと何軒も物件を回るとどの物件がどんな感じだったか思い出せなくなります。見学の際は時間を気にせずにありったけの写真をとってください。
この下見が終了するととりあえず全体としては終了です。あとは、全部の不動産屋を巡った後に契約して大学生活への夢と希望を無駄に膨らませていきましょう。
以上がおうち探しの大まかな流れでした。実際自分で書いてみて、SEOで上にのし上げているようなサイトを参考にしたほうがいいような気がします。ここからは色んなお話をしていこうかと思います。
<部屋選びはいつ頃がいい?>
編入生が悩むのが不動産屋へ訪問する時期。これに関しては一概にいつがいいとは言い切れません。ですが11~1月頃を目安に行動するといいと思います。2月頃になるとセンター終わりの受験生が物件選びでも熾烈な争いを繰り広げそうなので...。
以下に各時期のメリット、デメリットを挙げておこうと思います。
11月頃
<メリット>
まだ一般の受験生が部屋探しをしていないため、じっくり探すことができる。
まだ暖かいため物件の見学で疲れにくい。(何軒も見て回ると案外疲れます。)
<デメリット>
まだ退去者が名乗り上げてないため、空き部屋がやや少ない。退去することが決まっていても下見ができない。
早めに契約をするとまだ入居してないのに家賃が発生する可能性がある。
1月頃
<メリット>
退去が確定している人が増えて空き部屋になっている物件が増える。
<デメリット>
寒い。天気が悪い。日が暮れるのが早い。(見学する物件は電気が通ってないので夜になるとお化け屋敷みたいな感じになっちゃう)
卒研から逃げても逃げ切れない時期になっている。
案外物件が埋まり始めているかも。
僕は11月上旬に訪問しましたが、全然物件ありました。早いほうが何かといい気がします。1~2月は卒研に苦しみますし。
<不動産屋はどこがいいの?>
この答えは簡単です。検索することです。はい、これが一番だと思います。僕もいくつかサイトを調べて訪問する不動産屋を決めました。扱っている物件数が多かったり、口コミでひどい叩かれようだったり。とにかく調べてみましょう。大学生はその大学の大学生協で部屋探しをすることが多いみたいです。サポートの厚さや信頼の高さがやはり理由なんでしょうか。
僕は大学生協、minimini、アパマンショップを訪問しました。miniminiはメールでの対応がよかったですし扱う物件数も多かったのでminimniを推します。
少し余談ですが、1つの不動産屋だけだとみられる物件も少ないですし、得られる情報もわずかなので複数の不動産屋を回ることをおススメします。
<家賃を下げよう>
「1.親との相談」でお金の話をしました。まーたお金の話。僕がどれだけケチで貧乏性かバレてしまいますね。
このトピックでなにを話したいかというと欲と必要条件はきちんと線引きしましょうって話。別にいい部屋に住んでるのが羨ましいわけでもないし、親さんがいいよって言ってくれるなら全然いいと思います。快適なお部屋はやっぱり楽しいですし設備も充実していますし。
ですが、無い袖を振って高い部屋に住むのは少し考えなおしたほうがいいんじゃないかと思います。正直言って住もうと思えばそこまできれいなアパートではなくても全然生活してると思います。
たしかに気持ちは分かります。一人暮らしで大学生活を満喫したくてちょっときれいな部屋に住みたいとか清潔感のあるお部屋がいいとか。大学生になるからと下心をもって淡い期待を抱き少しでもいい部屋に...。ですが、大学生活でちょっと見栄よくしたくて畳の部屋は嫌だから、ちょっとおしゃれなお部屋に住みたくてなんて"欲"で家賃を上げてしまうのはあまりよくないのではと個人的には思います。本当に大事なのは、大学からの距離であったり収納の数であったり、隣の住人との壁の厚さであったり。これらは"必要条件"であり、ここにこだわることが大事だと思います。
お部屋探しの際は優先順位をつけて、どこまでが"必要条件"で、どこからが"欲"になるのかきちんと線引きしましょう。「本当にそれは必要なのか」を常に自分に問いかけましょう。素人ですが部屋探しを体験してみて、3~4か月ほど色々検討してみて、やはりこの点は大事であることをお伝えしたいと思います。
お部屋探しは受験が終わって少しうかれている時期ですので欲がつい先走ってしまいます。人の家の話に首を突っ込むのはよくないことは承知ですし、なんら親になったことがあるわけでもありませんが、自分だけでなんとかなる話ではないので、お金について、親の大変さについてよくよく考えて選択をしていただければと思います。
ここでは触れませんでしたが、大学の寮に住む編入生もわりといます。やはり値段が破格です。ですがやはり人権もそれなりに奪われそうなので自分の必要条件と照らし合わせて検討してください。
長々と書きましたが全て僕の主観です。全くもって僕が答えではありません。受験ににおける情報もそうですが、やはり色んな人の意見を集めて自分なりの答えで、自分なりの価値観で部屋探しを進めていってください。
また色んな本を読んでるのでその紹介だったり、前期が終わった時点で大学に入学してからのことも記事にするつもりです。
何か記事にしてほしいことがあれば連絡ください。実はGW明けて先生方が本気を出し始めてレポート課題が積みあがっているのでこの辺で終わりにしたいと思います。
受験生のみんな!最後まで悔いなく頑張れ!
本を読む
久々の更新です。
編入試験が終わってからかなり時間もでき、なにか自由な時間を有意義に使いたいなと思って学校の図書館に行くと、面白そうな本を見つけました。
時のヒト的な存在である、ホリエモンこと堀江貴文さんと最近TVで見ることも多い落合陽一さんが共著する本です。
この二人が執筆してるというだけでなんかスゴそうですよね(笑)
で、この本の内容はなにかというと、AIの出現によって将来なくなる仕事、需要が高まる仕事を紹介しており、その社会の中で僕らはどのような進路選択をすればいいかという話。(細かく言うとなんか法に触れそうなので控えます…)
まず、この本を読んで思うことはAIの可能性の広さ!AIが実社会に導入されたらこんなことまでやってくれるんだと思わず感心してしまいます。
ロボットなら人間と違って24時間稼働できますし、農業なんかでは生産性の向上は大いに見込めますよね。(AIでなくてもプログラム回すだけでできる気もするけど…)
「先生」という仕事もAIによって生徒の成績から個別にカリキュラムを組んで、配信する授業の中身や時間を決定すれば負担軽減も期待できます。テストなんかも過去のテストデータから分野ごとの正答率を算出して、どういう問題を出すのが最適かなんてのもやってくれそうですね。
AIや工学に興味をもつ人なんかはこの本を読んでわくわくするんじゃないんですかね。
それと、それ以上に思うのは執筆する二人の視点や見解の独特さと凄さ(語彙力)。
この本を手にする前に、僕は「AIで仕事が奪われるのかー。就職先もそういうリスクを考えないとなぁ」と遠目ながら悲観してました。
ですが、この二人の思考は「AIをどういう風に活用するか」というポジティブなものでした。確かに、”AIに仕事が奪われる”と考えるより”AIに仕事を与えつつ、より創造性のある仕事を人間の手によっておこなうことでより社会の生産性を高める”と考えた方が賢明だなと。
AIによって本来人がしなくてもよかった仕事を替わってもらい、本当に人間がすべき仕事に注力できるわけなので、そういう視点を持つべきですよね。
この点については、ニュースなどを見るだけで自論を持たない自分の悪い癖だなと改めて感じました。
この本で落合陽一さんも"情報メタボになるな"とおっしゃられてました。ですので、これから時事ニュースや本などを読んだ際は、そこに自論を展開しこのブログにアウトプットすることで自分の軸を持てるようにしていきたいと思います。
卒業研究最終発表も間近なので、この辺で本の感想を控えておこうと思います。
大学教員、研究者、実業家など多くのキャリアを渡り歩くこのお二方の独特な観点を本で感じてください。
(何か面白い本があればぜひ紹介してください。)
参考書レビュー
受験勉強で使用した参考書のまとめと評価をします。
主観がかなり入っていると思うので参考程度に。他の受験生の体験記と比較してみてください。
☆の数で評価し、最大5つ、最低1つとして評価します。
それではどんどん紹介していきまーす。
[TOEIC]
・金フレ(☆☆☆☆☆)
まずはこれからです。全部覚えましょう。
・データベース(☆☆☆)
普通の単語帳です。TOEICに限らず、受験勉強にも役には立ちます。
・文法特急(☆☆☆☆☆)
僕は二冊買ってまず青色でインプット、その後で白色でアウトプット+さらにインプットをおこなってました。リーディング必須アイテム。とにかくやりまくれ。
・公式問題集(☆☆☆☆☆)
これをやらずにTOEICは語れません。知識や基礎が固まったらひたすら繰り返しましょう。
6冊ありますが、3~4冊をしっかりやれば十分だと思います。古いverの公式問題集もあるので間違えないように。上のやつが新形式対応の公式問題集です。
・TED(☆☆☆☆)
参考書ではなく、動画ですが個人的にはリスニングの入門として使いました。内容も面白く、人生にも役に立つと思います。
https://matome.naver.jp/odai/2135294680000788501
このURLに載っているのはどれもおもしろいです。気負わずに軽くクリックしてみてください。
[英語]
・システム英単語(☆☆☆☆☆)
編入英語の単語帳は、これか鉄壁で学びましょう。CDを使って効率よく学んでいきましょう。
・DUO 3.0(☆☆☆☆)
人によって合う、合わないはありますが、個人的には好きです。例文を全て覚えましょう。CDも忘れずに。
・速読英単語(上級編)(☆☆☆☆)
長文慣れにはいいと思います。覚えた単語はほとんどありません。
英語がとことん苦手でちょっとでも長文の苦手を克服したいという人は
こちらからはじめてみるのもありです。
・速読英熟語(☆☆☆☆)
阪大(工)の熟語対策はこれとDUO 3.0で十分です。
・FOREST(☆☆☆☆)
高専で学んだ文法なんてたかが知れています。まずはこれを全部読んで基礎固めをしましょう。量が多いので早めに取り掛かりましょう。
・NEXT STAGE(☆☆☆☆)
文法のアウトプットには最適です。ですが、解説が少ないので、インプットにはあまり向いてないかもです。3以降(イディオムなど)はやらなくていいので、1、2をしっかりやりましょう。
・ドラゴンイングリッシュ(☆☆☆☆)
和文英訳のルールなどが書かれています。例文も覚えましょう。
・ハイパートレーニング和文英訳編(☆☆☆☆☆)
和文英訳の対策として、最初はこちらをオススメします。
・ポレポレ英文読解プロセス50(☆☆☆)
正直役に立ったかは分かりません。編入生の間では人気です。
[数学]
・編入数学徹底研究(☆☆☆☆☆)
初めに全員やってください。編入数学の雰囲気が分かると思います。
・編入数学過去問特訓(☆☆☆☆☆)
A問、B問は編入数学徹底研究とあまり変わりません。基礎がしっかりしていれば、C問も1章以外はそこまで難しくはないので積極的に取り組んでください。
・大学編入のための数学問題集(☆☆☆☆☆)
難易度の高い問題が多いです。解説が豊富なのでしっかり読んでください。
・ベクトル・行列・行列式(☆☆☆☆☆)
線形代数が傾向としてある人は取り組みましょう。問題が豊富です。
・マセマ 線形代数(☆☆)
ベクトル空間はいいと思います。あとは冗長な表現が多く、あまりオススメしません。
・マセマ 複素関数(☆☆)
後半の積分から読みましょう。基本的にマセマはオススメしません。
・細野真宏の確率がほんとうによくわかる本(☆☆☆☆☆)
離散確率や漸化式に強くなります。とても分かりやすいです。
・坂田アキラ 数列(☆☆☆☆☆)
漸化式の解き方が分かりにくい人はぜひ。無敵になります。
・学校の教科書(☆☆☆☆☆)
基本的にはこれをベースとして勉強しましょう。自分が慣れている参考書はやっぱりいいです。授業をやっているうちに理解を深めましょう。
[専門]
{電磁気}
・ 電気磁気学(第2版)新装版( ☆☆☆☆☆)
電磁気の入門として最適です。理解できるまで何度も読みましょう。
・電磁気学演習 (理工基礎 物理学演習ライブラリ)(☆☆☆☆☆)
おそらく、編入の電磁気はこれ1つで十分です。問題は自分で選んでやりましょう。
{電気回路}
・電気回路の基礎(第3版)(☆☆☆☆☆)
・続 電気回路の基礎(第3版)(☆☆☆☆☆)
編入の電気回路は、おおよそこの2冊で十分です。伝送線路は出ないと思うので、それ以外をやりましょう。
・詳解電気回路演習 下(☆☆☆☆☆)
過渡現象の問題数が多く、演習には最適です。ラプラス変換法を使う部分も解きましょう。
{電子回路}
・アナログ電子回路―集積回路化時代の―(☆☆)
書体が好きじゃないです。無駄な部分も多いです。やるなら7章、8章。最初の部分は語句穴埋めに使えます。
・アナログ電子回路入門 (電子・通信工学)(☆☆☆☆)
基礎的なことが多く書いてあり、入門としていいと思います。8章、9章以外はほとんどやりました。
・例題で学ぶアナログ電子回路入門(☆☆☆☆)
オペアンプ回路や発振回路の勉強、演習にはいいと思います。1章、2章、6章、8章だけやりました。
・オペアンプからはじめる電子回路入門(第2版)(☆☆)
オペアンプの部分に関しては基礎を学べますが、設計するひとに向けて書かれたものであるため、学習にはあまり向いていません。
・なっとくする電子回路 (なっとくシリーズ)(☆☆☆☆☆)
トランジスタはこれがとても分かりやすいです。電子回路の基礎的な部分を網羅しています。これをベースに別の参考書で補う形がいいと思います。
・オペアンプの基礎マスター (基礎マスターシリーズ)(☆☆☆)
とりあえず読んでみてください。悪くはないです。
たくさんの参考書を使用しました。amazonやメルカリで安く購入してください。
僕のこの記事からでも購入可能ですので、迷うのであればお金を気にせず購入してみて下さい。やはり内容をみてみないと自分に合うかはわからないので。
参考書は1周、2周と言わず、自分が納得するまで何度もやりましょう。
大阪大学 工学部 電子情報工学科 編入体験記(2019年)
これが第1志望です。おそらく第1志望にする人も多いと思うので、体験記として残しておきます。
今年は全体の受験者数が少なめで、大体80人くらいだったと思います。
僕が受験した学科・学科目は、電子情報工学科・電気電子工学科目です。電子情報工学科にはもう1つ情報通信工学科目というのもあります。一応第2志望として選べるので選びました。
受験科目は英語、数学、専門です。専門は、電磁気、電気・電子回路を選択しました。
それでは、以下に色々と記していきます。
[志望動機]
電力系の研究が盛ん(らしい)であり、研究費も多いため、環境に恵まれていると感じました。
高専よりも意識が高い人が多そうで、いい刺激がもらえると思ったからというのもあります。
キャンパスもきれいで魅力的です。文系学部と別のキャンパスというところはマイナスですが。
[試験形式]
ごく一般的な筆記試験です。初日に筆記試験を行い、2日目に面接が行われます。広島大学みたいなややこしい感じの試験形式ではないです。
[試験内容]
・英語(90分)
1:長文
2:英文和訳
3:和文英訳
4:空欄穴埋め
5:間違い探し
例年通りでした。英文和訳のカオスについてみたいなのが読みにくかったですが、長文の問題数が少ないうえに簡単になっており、時間内に解き終わりました。
長文に時間を残すために、必ず後ろから解いていってください。
問4、問5は究めると得点源になります。
出来は7~8割くらい。どのように採点されているか分からないので適当です。
・数学(120分)
3:留数定理、複素積分
4:分散、共分散、相関係数、回帰直線、母比率の信頼区間 etc…
全体的にかなり易化していました。唯一傾向外だったのはラプラス変換の微分方程式くらい。ラプラス変換の微分方程式で、最後にミスに気づいて直しましたが逆変換する前で終わってしまいました。部分点はあるらしいので、分からない場合も何かしら書いておきましょう。それ以外は全て解けました。
解答用紙と別に下書き用紙もあります。(下書き用紙は回収されません)
出来は9~9.5割です。
・専門(90分)
{電磁気}
電界:誘電体
磁界:円電流が中心軸上につくる磁束
{電気回路}
1:RLC直並列回路のある端子の出力電圧
2:RLC直並列回路のある端子の有効電力、無効電力
3:ブリッジ回路の平衡時の角周波数、抵抗の値
{電子回路}
1:語句穴埋め
2:4つのオペアンプ回路が載っていて、各々の入力インピーダンス
3:2の各々の回路のゲイン
4:2次正帰還型ハイパスフィルタのゲイン(導出過程も書く。)
電界は今まで出てこなかった誘電体が出てきました。勉強はしていましたが、かなり難しくて半分は空白です。
磁界はかなり簡単でした。ビオサバールの法則が、距離と距離の外積であることさえ間違えなければ解けます。
電気回路は計算はややこしいものの、問題自体は簡単でした。
電子回路も、仮想接地やオペアンプ回路のゲインの導出の仕方を知っていれば余裕です。
専門も数学同様、下書き用紙があります。
出来は、電気回路は計算ミスをした気がするので
電界:4~5割 磁界:10割 電気回路:8~10割 電子回路:10割
全体:8割
くらいです。
・面接(7分程度)
控室から番号の早い順に面接室に連れていかれます。
面室室には、3人の面接官が座っておられました。聞かれたことは
志望動機
試験の出来はどうだったか
他にどの大学を受験したか
全部受かったらどこに行くか
院にはいくか
〇〇研究室に行きたいと言ったがそのきっかけは
電力系に行きたいと思ったのはなぜか
主にこれくらいです。卒研についての話はありませんでした。かなり和やかで、先生方も終始笑ったり頷いたりしてました。
面接時の雰囲気で合否がある程度わかったり、合格が確定的な人はすぐ終わるというジンクスがあるそうです。僕はおしゃべりなのでたくさん話し、かなりの時間面接室にいたと思います。
面接が終わった人から解散です。
基本的なことがちゃんと話せれば大丈夫です。何を聞かれるかは分からないので、アドリブで対応することも大切です。面接練習をする暇があるなら、その分筆記試験の対策をしたほうがいいと思います。
余談ですが、僕は初日に阪大で会った人とずっとLINEしてたら寝れなくなり、一睡もせずに面接に行きました。(イキり)
[試験結果]
合格しました。
電気電子は志願者21人、受験者17~18人、合格者4人でした。
情報通信は志願者16人、受験者13~14人、合格者4人でした。
毎年情報通信のほうが倍率が高いのですが、今年は電気電子のほうが高かったです。情報通信は諦める人が多く、2日目の面接の時は8人しかいませんでした。
合格の要因は、受験勉強を早めに始めたこと、範囲や傾向にとらわれずに勉強したことです。
阪大の数学は範囲が広いので、早めにかつ満遍なく勉強するのがよいと思います。
専門は、早めに過去問を見て、受験科目を決めたり、勉強する範囲を決めましょう。特に電子回路は、変調・復調など明らかに勉強しなくていい部分があるので、よく過去問を見ておきましょう。ただし、ヤマを張るのは厳禁です。
ここ最近、電子回路はオペアンプとトランジスタが交互に出てます。今年はオペアンプだったので、来年はトランジスタの可能性は高いです。
大阪大学の体験記はこれくらいで。
成績開示請求をしたので、結果が分かり次第、追記したいと思います。では。
<9/14 追記>
成績返ってきました。
一応電子情報工学科では首席でした。応用自然科学科の人の成績も見ましたが、最低点などかなり差がありました。
基本的に電子情報工学科は、合格ラインが高めだと思います。
しっかり勉強しましょう。
広島大学 工学部 第二類 編入体験記(2019年)
個人的にもいい思い出がないのでさっさと行きましょー
[最初に]
2019年6月15日(土)に広島大学 第二類を受験したのでそれについて語ります。先に言っておきますが、僕は不合格です。悲しみです。
例年は受験者40人ほどで合格者は約10人、倍率約4倍という高倍率ですが、今年は岡山大学と試験日が被り、受験者が激減しました。前日に広島大学構内の掲示版で受験者数がわかりますが、友達から受験者が10人と聞かされ、正直受かったと思ってました。
[志望動機]
地元に近く、レベルが高い大学です。また、広島には友達が多く、楽しそうだと思いました。毎年試験問題も簡単で、かつ阪大(工)と受験科目が被っているため負担が少なく、滑り止めとしては最適だと思いました。
[試験形式]
一般的な編入試験と大きく異なるため、説明しておきます。
試験時間になると、最初の集合場所から受験番号の若い順に15分おきに2人ずつ(受験人数によって変動)問題開示室という別室に連れていかれます。ちなみに、受験番号は願書を提出した順番(たぶん)なので早めに出しましょう。
問題開示室では、40分で問題を解きます。問題はファイルに閉じられており、その中には電磁気、電気回路、情報の問題用紙だけでなく、面接(スピーチ)で聞かれることも書かれています。問題用紙はファイルから取り出すことはできません。解答用紙は無地の白紙であり、自由に書くことができます。自由すぎるので、自分は問題番号を書き忘れて、どこに何を書いてるのか分からなくなりました。
40分経つと、さらに別室に連れていかれ、そこで座っている3人の先生に対し、面接(スピーチ)を行い、さらに問題開示室で解いた問題の答えを黒板に書き、先生に質問されたら説明をします。これについては、以下で説明します。
[試験内容]
{一般}(2分)
・志望動機
・大学に入ってどのように能力を伸ばしたいか
{専門}(40分)
・電磁気(6割)
1:スイッチを閉じたときに導体棒に働く力 F[N]の大きさと向き。
2:導体棒がv[m/s]で移動しているときに発生する起電力、電流の大きさと向き。
3:2の状態において導体棒に流れる電流I[A]
4:導体棒の質量がmの時の運動方程式
5:十分に時間が経過したときにの導体棒の速度v[m/s]とその時の電流I[A]
自分は途中で計算ミスをしてしまい、最後の問題が解けませんでした。また、電気回路に時間をかけすぎてしまいました。
・電気回路(2~3割)
1:Y-Δ変換したときのブリッジの平衡条件をZa[Ω]、Zc[Ω]を使って表せ。
2:Za[Ω]、Zc[Ω]を求めよ。
3:ブリッジが平衡するときのR[Ω]、L[H]をR1[Ω]、R2[Ω]、R3[Ω]、R4[Ω]、C[F]を用いて表せ。
4:C[F]をL[H]に変えたときに、ブリッジは平衡するか。その理由とともに説明せよ。
画像のY-Δ変換式をみれば分かりますが、片方はアドミタンスで与えられています。これに気づかなかった僕は、泥沼にはまり、撃沈してしまいました。
・情報
選択してないため分かりません。
840点で提出しました。事前に併せて高専での成績も提出ですが、足切り程度なので、600点程度でも問題ないと思います。
例年は数学+電磁気、電気回路、情報のうちから1つの計2つでしたが、今年は変わり、難易度も少し上がっていました。40分で2科目を解かなくてはならず、心の準備をしていないとパニックになります。自分は最初に問題を見たときにパニックになり、手が震えて5分間ほどローマ字1つかけませんでした。
面接の時に、スピーチをまとめて2分話したあと、電磁気、電気回路について各6分で説明します。最初に答えを黒板に書きますが、電磁気、電気回路共にミスをしていたため、直すように指摘されました。もちろん全て直しきれるはずもなく、6分が経過して強制終了。落ちたことを確信しました。
[試験結果]
ワンチャンを信じてましたが、不合格でした。倍率は1.43倍(7人/10人)でした。募集要項には3人と書いてありますが、大体その倍はとると思います。
不合格の原因はおそらく過信です。いや、おそらくではなく絶対です。最初に問題を見たときにめちゃくちゃ難しそうで、完全に調子が狂ってしまいました。
来年からも、広島大学の受験は同じようなスタンスで行われると思います。今年もそうですが、見た目や制限時間にとらわれず、ゆっくり問題を読んで誘導に従えばそう難しくないです。焦らず冷静に解きましょう。
落ちはしたものの、編入試験の雰囲気をつかみ、パニック耐性がつきました。
結果はともかく、本命以外に滑り止めを1つ受けたほうがいいと思います。
不合格体験記を書くとヘコむので、この辺にします。
広島大学の試験の流れが分かりにくいという人はコメントください。詳しく説明します。
編入体験記 -受験勉強- (2)
春休みに突入してから試験当日までの受験勉強を記録します。
[4年春休み]
三者面談で受験校を最終決定する時期です。
僕は、阪大(工)と専攻科だけにするつもりでしたが、先生に予行練習としてもう一校受験しろと言われ、受験科目が阪大(工)とかぶっている、広島大学(第二類)を受験することにしました。
・英語
英単語はもういいだろうと思い、和文英訳の対策として
を始めました。適切な単語の使い方や、和文英訳のルールがたくさん盛り込まれています。解説を読みながら、例文全てを覚えるまでやりました。
長文や英文和訳の対策として
を読みました。かなり難しく何度も読みました。あまりに難しかったので、前半の25題ができるようになってから後半の25題に取り組みました。結局これが役に立ったかはよくわかりません。
ポレポレの知識や英単語のアウトプットとして、
を読んでました。これが読めるようになれば、大体の編入試験の長文は読めるようになると思います。
・数学
を使って勉強しました。前半は正直飛ばしていいです。後半の積分から読みましょう。留数の求め方として、ローラン展開からの流れををしっかり押さえておきましょう。
かなり数学の力がついてきたため、
を使って力試しをしていました。A問、B問はあまり新しく得られる知識は少ないので、1~2週程度しました。1章以外はC問もさほど難しくないので積極的に取り組んでください。ただし、まだ知識が曖昧なときに取り組むのはお勧めしません。
また、教科書を使って確率の復習をしてました。
・専門
ついに専門に手を付け始めました。
{電磁気}
学校で使っていた
で阪大(工)に出ないと思われる5章、10章(定常電流、マクスウェルの方程式)以外を精読し、授業の知識を思い出してました。電磁気は、理解できないとチンプンカンプンになるので、時間をかけて理解に努めてください。
上記が終わった後、
をはじめました。最初は分からないところが多かったため、答えを見つつ理解していきました。
{電気回路}
授業で使っていた教科書
で勉強してました。ヤマを張るのが嫌いなので、伝送線路以外全てやりました。amazonのレビューは低いですが、個人的には悪くはないと思います。結果的に、過渡現象以外はこの参考書だけを使いました。
過渡現象の理解が浅いと感じたため、
で過渡現象だけを勉強しました。過渡現象の問題が非常に多く盛り込まれていて、とても役に立ちました。
{電子回路}
電子回路が受験科目に含まれる大学は極めて少なく、どの参考書に手をつければいいか困惑してました。
最初に、
を買って勉強しましたが、書体が嫌いなうえに余分なことが多く書いてあり、すぐにやめました。
先生から別の参考書を2冊を借りて勉強してました。
「アナログ電子回路入門(電子・通信工学)」である程度電子回路の基礎を学ぶことができました。
「例題で学ぶアナログ電子回路入門」は1章、2章、6章、8章をやりました。阪大(工)の電子回路は語句の穴埋め問題もでるので、語句も押さえました。
[4月]
・英語
春休みと同じ参考書で勉強してました。
「DUO 3.0」と「システム英単語」で単語の確認、忘れたころくらいに「NEXT STAGE」で文法の復習をしました。
阪大(工)の過去問を4年分解き、英語の先生に添削をお願いしました。
・数学
初心にかえり、「編入数学徹底研究」を解きなおしました。
「細野真宏の確率が本当によくわかる本」で、漸化式の解き方に不安を感じていたため、
を2周しました。言葉に表せないくらいヤバいです。漸化式がびっくりするほど解けるようになります。表紙と中身のイラストの違いには驚きますが。
阪大(工)の過去問も5年分ほど解き、分からないところは先生に聞きにいってました。
・専門
過去問を5年分ほど解き、自分に足りないところをあぶりだしていました。
{電磁気}
春休みと同じ
{電気回路}
春休みと同じ
{電子回路}
春休みに使っていた参考書に加え、授業で使っていた
でオペアンプだけ勉強しました。
[5月]
広島大学の受験を1ヶ月前に控え、広島大学への勉強を行っていました。
広島大学の受験科目は例年、
数学+電気回路、電磁気、情報のうち1つの計2教科です。
過去問は公開されていないため、ネットで過去問を集めてました。
・英語
「速読英単語2 上級編」を読み続けていました。
たまに今までの参考書を読んで、忘れないようにしてました。
・数学
広島大学の数学は線形代数が毎年出るとの情報があったので、「ベクトル・行列・行列式」を再び解いてました。
・専門
電子回路は広島大学にでないため、一旦お休みしました。
電磁気、電気回路は春休みと同様の勉強をしてました。電気回路を選ぼうと考えていたため、電気回路を優先して勉強してました。
[6月]
広島大学受験までは数学、電磁気、電気回路は基礎的な部分ばかり解いていました。広島大学の面接(スピーチ)で話す内容を1週間前に決めました。
広島大学の受験については
を参照してください。
広島大学受験後は
・英語
今まで使っていた参考書の読み直しを行っていました。
阪大(工)の解いていなかった過去問を4年分やり、添削をお願いしました。
・数学
広島大学受験後、もう落ちれないと感じ、「編入数学過去問特訓」と「大学編入のための数学問題集」を使って、疎かにしていたベクトル空間と応用数学の範囲の問題を解いていました。
阪大(工)の解いていなかった過去問を4年分やりました。
・専門
{電磁気}
「電気磁気学(第2版)新装版」と「電磁気学演習 (理工基礎 物理学演習ライブラリ)」でひたすら演習をしていました。
{電気回路}
「詳解電気回路演習 下」を引き続き解いてました。
自信があったのであまり時間はかけていません。
{電子回路}
トランジスタに自信がなかったため、学校の図書館から
を借りて勉強しました。阪大(工)のトランジスタはこの一冊で十分です。とても分かりやすく書かれています。しかし、オペアンプ回路や発振回路は「アナログ電子回路入門 (電子・通信工学)」や「例題で学ぶアナログ電子回路入門」で勉強、演習をしたほうがいいと思います。
[7月]
同じ高専に通う友達が東大に合格し、僕の精神をさらに圧迫していきました。
・英語
6月同様、今まで使ってきた参考書の復習を行っていました。
和文英訳の対策として
を始めました。要点がまとめられて分かりやすいうえ、練習問題でアウトプットできるのでオススメです。
阪大(工)の過去問はある程度やってしまい、どうやってアウトプットするか悩んでました。長文が弱いと感じたため、阪大(基礎工)の過去問を5年分解きました。時間がある人は、やってみてください。力試しにいいと思います。
・数学
九州(工)、電通大の過去問を5年分ほど解いてました。九州(工)は応用数学の、電通大は複素積分のアウトプットに最適です。
今までやってきた参考書、教科書の解きなおし、読み直しをしていました。
・専門
新たに阪大(工)の過去問を5年分ほど解きました。一度解いた阪大(工)の過去問をもう一度解きなおしました。
{電磁気}
6月と同じように基本的には演習ばっかりです。
名古屋大学と京都工芸繊維大学の過去問を解いて知識のアウトプットをしてました。京都工芸繊維大学の過去問はホームページで閲覧可能です。
{電気回路}
自信があったのでほとんどやってません。
たまに京都工芸繊維大学の過去問を解いてました。
{電子回路}
阪大(基礎工)に受かったスタプラ(スタディプラスというアプリ)の人から、基礎工は発振回路がでたという話を聞き、その人がオススメしていた
でオペアンプ回路、発振回路の勉強をしました。オペアンプ回路では役に立つことは多少ありましたが正直必要かと言われるとそうでもないです。
阪大(基礎工)の知能システム学コースの電子回路の過去問を5年分解きました。
[8月]
この頃になると、何をすればいいか分からなくなります。僕は、無理はよくないと思ってバラエティ番組を観て緊張を和ませてました。
・英語
東大に受かった友達から、添削した解答と一緒に東大の過去問を貰い、問2、問3、問4を解いてました。結局8年分解きました。和文英訳がハイレベルで、とても役に立ちました。
・数学
教科書を眺めたり、今までやってきた参考書を眺めたり。あまりやる気が起きませんでした。
やる気が起きたときは、時間を測って阪大(工)の過去問を解いてました。
・専門
今までやってきた参考書をぐるぐるしてました。
専門が心配だったので、専門を主に行っていました。
阪大(工)の体験記は
の記事を参考にしてください。
受験勉強の記録は以上です。自分でも情けないくらいの文章力ですが、見る人もきっと高専生。分かってくれることを信じています。
コメントくれれば対応いたします。なんでもどうぞ。
編入体験記 -受験勉強- (1)
皆さん見たいのはこれですよね。遅くなってすんません。
早速、時系列的に高専生活を追いながら体験記を書いていきます。
また、使った参考書の個人的なレビューを別記事に載せるので、参考にしてください。
[1~3年前期]
元々就職するつもりで高専に入り、ずっと就職しようと考えてました。そのため、入学後に勉強がだんだんおざなりになっていきました。部活ばかり優先し、ほとんどの授業は寝てました。ほとんどの定期テストは1位でしたが、あまり理解してた訳でもなく、勉強を楽しいと感じませんでした。授業中に理解することはとても大事なので、絶対に寝ないでください。
高専でのスペックなどは
こちらを参考にしてください。
[3年後期]
野球の甲子園県予選が終わり、部活が落ち着いた頃に少し将来のことを考えると、高専で何も学んでなくね?となりました。このまま就職して大丈夫かなと感じ、初めて編入のことを調べました。高専と大卒のキャリア、就職の幅など、色々な違いを感じて進学した方がいいなと感じ、進路変更をしました。
最初は何をすればいいか分からず、授業をひたすら真剣に聞いてました。分からないところは時間をかけて、腑に落ちるまで考えてました。同時にネットや校内での編入報告会などで情報収集を行ってました。また、親に相談したところ、中国近畿以外はダメと言われたため、この時点で阪大を受けることを決めました。
[3年春休み]
情報収集を主に行ってました。また、学生課で阪大(工)の過去問に目を通し、どのような問題がでるか、受験科目は何か、を調べてました。
・英語
TOEICは早めに取ってしまいたい(自慢したかった)ため、まずは
を使って単語勉強から始めました。
少ししてから
を解いてTOEICの形式に慣れていました。
また、編入生がよく使う
の例文をCDを使って全て覚えることから始めました。和文英訳の引出しとしてかなりオススメですが、普通の単語帳を先にやってからこの参考書を使ったほうがいいと思います。最初からこれは覚えにくいかも…
・数学
学校で使っていた数学の教科書を1から読み直し、基礎固めをしました。基礎固めというのは、簡単な例でいえば、微分、積分の意味や線形代数における公式の証明などです。
・専門
特に無し
しかし、普通校に通う同級生が卒業ラッシュで、SNSで楽しそうにしてるのを見てしまい、あまり勉強に手がつきませんでした。
[4年前期]
春休みとやってることは変わりません。
阪大の調査書(↓PC版ホームページより募集要項参照)を見ればわかりますが、素点(テストの点)が内申点として評価されます。そのため定期テストガチ勢になりました。
電気科は授業やレポートで忙しく、ほんのスキマ時間にしか受験勉強はできませんでした。その代わり、4年で習う電気回路、電子回路、電磁気が阪大(工)の試験に出るため、真面目に授業を聞いてました。
[4年夏休み]
・英語
後期の中間テストの前にスコアを取り切ろうと決め、TOEICの参考書を全て何周もやりました。
参考書など、詳しくは
を見てください。
また、阪大の試験の英語の問4、問5を究めようと考え
の二冊でインプットを行っていました。
さらに阪大の編入試験の英語の問4の対策として
を始めました。熟語はこれと「DUO 3.0」で十分だと思います。
・数学
を始めました。分からないことが多い上に章末問題がかなり難しく、絶望してました。 答えをしょっちゅう見つつ、内容をインプットするつもりで解いてました。
まずこれをやると、編入数学の雰囲気が分かると思います。
授業で寝てて苦手意識をつけてしまった確率を教科書を使って勉強してました。その後、編入生の間で有名な
を始めました。離散確率や漸化式がかなり分かるようになります。オススメです。
・専門
授業のみ
[10月、11月]
自分の生きがいであったTwitterを惜しみながらも消しました。
・英語
10月にTOEICを受けて、手応えがあったのでTOEIC対策はやめ、受験英語に切り替えました。受験英語は総合力が試されるので、受験英語の勉強に早めに切り替えましょう。
手始めに、過去に阪大に合格した先輩が使っておられた
を始めました。
もう1つ有名な
にしようか迷いましたが、個人的には鉄壁よりも覚えやすく、量も十分あるので「システム英単語」がオススメです。必ずCDも使いましょう。
夏休み同様、「総合英語Forest 7th Edition」、「総合英語Forest(7th Edition)解いてトレーニング」、「速読英熟語」も勉強してました。
・数学
「編入数学徹底研究」をある程度理解したので、後期の授業でも使う
をやり始めました。こちらはかなりレベルが高く、最初に使うにはうーんという感じです。早めに数学の基礎固めをしといて良かったと思いました。しかし、解説がしっかりしているため、力はつくと思います。
ベクトル空間があまり分からなかったため、
の2冊に加えて、よびノリのベクトル空間(たくさんあるので載せません)の3つを使って勉強しました。大体マセマはクソと言う僕ですが、ベクトル空間を学ぶにはオススメです。
・専門
授業のみ
[12月、1月]
Youtubeも消し、音楽を聴かないようにして変なエッセンスが入らないようにしてました。(やりすぎかも…)
・英語
不定期に「DUO 3.0」をやり、思い出しながら頭に例文を定着させていました。
引き続き「システム英単語」、「総合英語FOREST 7th Edition」を勉強してました。
知識の確認をしたかったので
を使ってアウトプットしてました。分からなければ「総合英語FOREST 7th Edition」で確認してました。
・数学
「大学編入のための数学問題集」をひたすら解いてました。
・専門
授業のみ
[2月]
定期テストに注力していました。春休みから本気を出すために少し体を休めてました。
春休み以降は続きの記事にいきます。